共有したい書籍 2019.6

おすすめ

美醜に関する書籍三冊

肉体の迷宮

西欧と東アジアの文化を比較した本です。洋と和の文化を比較し、そこからそれぞれの美に対する概念を抽出するのが上手かったです。勝手ながらにまとめるとアニメ絵とデッサン絵の違いは画力ではなく、何を美とするか、という話になります。(注意筆者はそんなことおっしゃってません)(個人的に 種村有菜先生など 明らかに「目」が過剰表現であるのに、煌びやかさにつなげるのはどういった背景があるのか気になります。作者によってはホラー的になりそうです)
ニケ像を「欠けたからこそ芸術品として魅力がでた」という考えを納得させ、さらに堀下げます。美とは完全であることでなく想像させるところに近い、ということ。 (イデアにつながるんですね) 他の書物で聞いたことはありましたが、この書物では知ることができました。(「知る」というのはこの場合、人生を動かしたという意味です)
ニケ像を題材に、完全が良いのではない人間そっくりなのが良いのではない。美しくないものをそっくりに作り上げても、美しくないものが出来上がるだけ。日本人形劇の「服で隠れる胴体を空洞にする」ことから日本の考える美について掘り下げられた衝撃がすごかったです。読みやすい。

鷲〇先生の書籍

とても難しく、読んでは単語の概念の取違いに気付かされ、少し前のページに戻る。
読むのに数週間かかり、その期間の長さから、何の概念の話だったかの詳細をつかむために該当ページに戻る。そんな哲学書でした。\(^o^)/ヤベ―本でした。
何者であるか、それは内から湧き出るのではない。鏡に映った醜い己と横には可憐な少女。鏡が映し出すのは物語性。予測能力は人間の能力の一つ。だから第三者視点で己を見る。見てしまう。倒錯感と、それによる心や認知への影響を面白く掘り下げていました。これも人生を動かした、知を得た書物でした。

言語にとって美とは

いわずと知れた、吉本先生の本です。よしもとばなな先生の父親だというのは知られてなかったりする、する、、、かな?個人的には、この本では美にはたどり着かなかったと思っています。文の関係性の「何」が美につながるのか、まで考察を探しています。情報求ム。発声発音の下りが面白かったです。一番の問題は、わたしが吉本先生の一番有名な著をまだ未読なことです。なんて不敬なー。

所感

創作活動するわたしとしては、この分野に興味があります。もし面白い書籍がありましたらコメントください。

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